今年も、我が家の紫陽花は花を咲かせませんでした。
背丈は1メートルほどあります。
葉っぱは元気に茂っています。
それなのに、肝心の花は咲きません。
毎年この時期になると、少し残念な気持ちになります。
「今年こそ咲くかな」
そう思って見ていても、結局葉っぱばかりが増えていく。
庭の中でも目立つ場所にあるので、花が咲けばきれいなのですが、葉だけが大きくなると、どうしても見栄えが悪くなってしまいます。
今回は、毎年花が咲かない我が家の紫陽花をきっかけに、多くの方が悩む「紫陽花の剪定や育て方」について調べ、実際に試してみたことをご紹介します。
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
「根元から切って!」妻の一言で調べ始めた紫陽花
実は妻からも、毎年この時期になると、「葉っぱばかりで目障りだから全部根本から切って」と言われていたんです。
私としては、紫陽花を根元から切るのは少し抵抗がありました。
「植物は強く切り戻しすぎると、危機感を感じて余計に葉っぱを出す」
ってなにか本に書いてあったのを思い出しました。
それでも、あまりに葉ばかり茂っていたので、2本植えてあった紫陽花のうち、1本は剪定、もう一本は根本から抜くことにしたんです。
これが想像以上に大変でした。

根っこが地面にしっかり食い込んでいて、簡単には抜けません。
スコップで掘っても、引っ張っても、なかなか動かない。
結局、半日ほどかかってようやく1本を抜くことができました。
もう1本も抜くのは、さすがに無理でした。
でもそこで、逆に思ったんです。
せっかく残ったこの1本だけは、きちんと育てたい。
来年こそは、花を咲かせたい。
そう思ったことが、紫陽花についてちゃんと調べるきっかけになりました。
紫陽花の花が咲かない原因は何だろう
調べてみると、私が最初に驚いたのは、紫陽花には大きく分けて2種類あるということでした。
品種によって、花芽ができる時期と剪定の適期が異なるようです。
- 旧枝咲き(ガクアジサイ、セイヨウアジサイなど):花後すぐが剪定の適期
- 新枝咲き(アナベルなど):冬〜早春が剪定の適期
この違いを知らずに剪定すると、せっかくできた花芽を切ってしまうことがあるとわかりました。
| 旧枝咲き | ガクアジサイ・セイヨウアジサイ | 花後すぐ |
| 新枝咲き | アナベル | 冬〜早春 |
そして、紫陽花の花が咲かない原因はいくつか考えられます。
代表的なのは、次のようなものです。
- 剪定の時期が遅い
- 来年咲く花芽を切ってしまっている
- 肥料の窒素分が多い
- 枝が混みすぎて日当たりや風通しが悪い
- 株が古くなっている、または勢いが偏っている
我が家の場合、思い当たるのは「枝が混みすぎていたこと」と「剪定方法がよく分かっていなかったこと」です。
だからこそ、花が咲かなかったからといって、根元からの強剪定は危険だと感じました。
ただ切ればいいわけではない
葉っぱばかり増えると、つい「邪魔だから切ってしまおう」と思います。
私も、妻の気持ちはよく分かります。
花が咲いていればきれいですが、葉だけが大きく茂ると、庭がごちゃごちゃして見えます。
ただ、強く切り戻すと、翌年も花が咲かない可能性があります。
特に紫陽花は、夏から秋にかけて来年の花芽を作るものが多いので、秋以降に強く切ると、せっかくできた花芽を切ってしまうことがあります。
つまり、葉っぱが邪魔だからといって、何も考えずに剪定すると、また来年も咲かない。
これが紫陽花の難しいところだと思いました。
7月上旬にやるなら、切りすぎずに整える

今年は花が咲きませんでしたが、7月の段階で、株の中がかなり混み合っていました。
そこで、まずは見栄えを良くするために、中の枝を少し整理しました。
意識したのは、根元から全部切るのではなく、風通しを良くすることです。
具体的には、
- 枯れている枝
- 細すぎる枝
- 内側に向かって伸びている枝
- 混み合っている枝
こうした枝を中心に整理しました。
紫陽花を来年咲かせたいなら、丸坊主にするのではなく、「透かす」くらいが良いのだと思います。
高さを下げる場合も、半分以下にバッサリ切るのではなく、20〜30cmほど整える程度にした方が安全だと感じました。
肥料はいつあげればいいのか
紫陽花の肥料についても、今まであまり深く考えていませんでした。
調べてみると、肥料にはN-P-Kという表示があります。
- N:窒素
- P:リン酸
- K:カリ
このうち窒素が多いと、葉っぱや枝は元気になります。
ただし、窒素が多すぎると、葉ばかり茂って花がつきにくくなることもあるようです。
花を咲かせたいなら、リン酸を意識した肥料を使うのが良さそうです。
肥料をあげるタイミングとしては、
- 花後の7月頃
- 冬の1〜2月頃
このあたりを目安にしようと思います。
液体肥料でも使えますが、地植えの紫陽花なら、基本はゆっくり効く固形肥料を使い、液体肥料は補助として考えるくらいが良さそうです。
来年花を咲かせるために、今年やること
今年、私が意識することはシンプルです。
切り戻しすぎない。
混ませない。
窒素をやりすぎない。
この3つです。
今年は花が咲かなかったので、正直残念です。
でも、1本を根元から抜いたときに、紫陽花の根がどれだけ強く地面に張っているかを知りました。
半日かけても簡単には抜けないほど、しっかり生きていたんです。
そう考えると、残った1本もただ邪魔な葉っぱだけの紫陽花ではなく、ちゃんと命を張ってそこに立っている植物なんだと思いました。
せっかく残った1本です。
来年こそは花を咲かせたい。
そのために、今年は剪定と肥料を見直して、経過を見守っていこうと思います。
まとめ:紫陽花が咲かないなら、まずは切りすぎないこと
紫陽花が毎年咲かないと、つい根元から切りたくなります。
葉っぱばかり増えて、庭の見栄えが悪くなる気持ちもよく分かります。
でも、来年花を咲かせたいなら、まずは切りすぎないことが大切だと感じました。
特に7月上旬なら、枯れ枝や混み合った枝を整理して、風通しを良くするくらいが良さそうです。
今年咲かなかった紫陽花が、来年本当に咲くのか。
まだ結果は分かりません。
でも、残ったこの1本をきちんと育ててみます。
もし来年花が咲いたら、この記事に追記したいと思います。
もし咲かなければ、また原因を調べて、もう一度考えます。
焦らず、切りすぎず、見守る。
来年、この紫陽花に花が咲くことを楽しみにしています。


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