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都議選敗北と参院選の結果から、日本政治の転換点を生活目線で解説します。
2025年の都議選から参院選にかけて、日本の政治の空気は大きく変わりました。
本来なら「国民の暮らし」が争点であるべき選挙が、いつの間にか「排外主義」や「感情的な論点」にすり替わってしまっているのが現状です。
6月の東京都議会議員選挙では、れいわ新選組が3名を擁立しましたが、惜しくも全員が落選。
自民党・公明党も議席を減らす一方で、票は都民ファーストや国民民主党、そして参政党へと流れました。
この動きは、その後の参院選にも直結し、日本政治の行方を左右する大きな転換点となったのです。
この記事では、都議選でのれいわ新選組の敗北から参院選の結果、そして今後の政局までを整理し、暮らしを守るために必要な視点を共有します。
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👉 諸行無常の意味を日常で活かす方法|才能・出世・人間関係を前向きに変える思考法
こんな方におすすめの記事です。
- フリーランスや中小事業者として政治の動きを生活目線で理解したい人
- 「なぜ野党が伸び悩むのか?」と疑問を感じている有権者
- 今後の政局や選挙で、自分の一票をどう活かすか考えたい人
記事を読むメリット
- 都議選から参院選にかけて起きた政治の変化を、生活目線で理解できる
- 排外主義や極右勢力の台頭がなぜ危険か、背景が整理できる
- ガソリン暫定税率や物価問題など「暮らし直結の課題」と政治のズレを具体的に知れる
✍️ この記事を書いた人
⚠️ 参政党の躍進と排外主義の台頭

参政党は「日本人ファースト」を掲げ、外国人労働者や移民の受け入れを厳しく制限すべきだと訴えました。
参院選の街頭演説では、代表の神谷宗幣氏が差別的な言葉を用いて抗議を受ける場面もあり、公約にも「行き過ぎた外国人受け入れ反対」「違法外国人ゼロ」といった排外的なフレーズが並びました。
こうした「シンプルな敵の設定」によって、有権者の不安や不満は本来向けられるべき物価高や生活課題から外部へとすり替えられ、SNSを通じて不安や怒りが拡散されていきました。
一見「わかりやすいスローガン」に見えても、実際には国民同士の分断を広げ、生活課題の解決を遠ざけてしまう──そこにこそ最大の危険があるのです。
これは一時的な現象ではなく、今後の日本社会に深刻な影響を与える可能性があります。
📌 関連記事リンク 👉 :わかりやすく解説シリーズ①|日本経済が停滞し続ける理由──緊縮財政と積極財政、どちらが暮らしを豊かにするのか?
⛩️ 靖国神社参拝と極右勢力の広がり
選挙後、一部の政治家が靖国神社参拝を前面に打ち出しました。
これは国内向けには「日本人としての誇り」や「英霊への敬意」をアピールする一方、アジア諸国──特に中国や韓国からは「侵略を正当化している」と受け止められ、外交関係を悪化させる要因となります。
靖国参拝は長年、日本外交の火種であり、経済や安全保障の協力にも影を落としてきました。
つまり、国内では支持獲得に有効でも、国際社会の信頼を損なうリスクが高いのです。
さらに、この流れは一部の極右勢力に利用され、ナショナリズムを過度に煽る材料にもなっています。
その結果、議論が「生活や経済」から逸れて「歴史認識」や「国の誇り」に偏り、物価高や社会保障といった課題が後回しにされる危険があります。

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⛽ ガソリン暫定税率撤廃──中途半端な政策の象徴
ガソリンだけ対象の撤廃に失望の声
石破政権下で打ち出された「ガソリン暫定税率撤廃」は、大きな期待を集めました。
ところが、蓋を開けてみれば対象はガソリンだけではないか?と。
軽油や灯油は外され、多くの国民から「中途半端すぎる」と失望の声が上がっています。
物流と地域生活への深刻な影響
運送会社にとって軽油はまさに“血液”。
暫定税率分の負担は1円や2円の話ではなく、数十台・数百台の車両を抱える運送業界では毎月数百万円単位のコスト増につながります。
すでに物価高や人件費上昇で苦しんでいる中小運送業者からは「これ以上は耐えられない」「値上げをすれば荷主に切られる」という悲痛な声が聞こえてきます。
さらに、これから冬を迎える寒冷地では、灯油は生活の必需品です。
北海道や東北では、灯油代が家計を直撃することは誰もが知っています。
地方や寒冷地の人々にとっては「生存に直結するコスト」なのです。
政治不信を強める決定
暫定税率の目的は道路整備に充てるためとされてきましたが、実際にはその使途が不透明な部分も少なくありません。
国民が「不公平だ」「なぜガソリンだけ?」と疑問を抱くのは当然です。
政治家は本来、国民の暮らしを守る立場にあるはずです。
しかし今回の中途半端な決定は、「暮らし」よりも「政治の都合」が優先されているのではないか、そんな疑念を強める結果となりました。

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ガソリン税と同じように、暮らしを直撃しているのが「インボイス制度」です。
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🏛️ 石破総理の辞任と総裁選──政治空白がもたらした遅れ
さらに追い打ちをかけたのが、石破総理の突然の辞任と後継を巡る総裁選でした。
辞任の背景にはいくつかの理由がありますが、そこはあまり問題ではなくて、国民にとって重要なのは「その間に政治空白が起こってしまった!」という事実です。
ただでさえ物価高騰が続いている中で、十分な対策が打てないまま、ガソリンや電気・ガスといったエネルギー価格の上昇、食料品の値上げなど、生活に直結する問題が次々と表面化しました。
政府の対応は遅れ、「誰がリーダーになるか」という政局の話題ばかりがマスコミを賑わせる結果に。
多くの国民は、「暮らしを守るべき政治家が、自分たちの権力ゲームに終始しているのではないか」という強い不信感を抱きました。
特に中小企業や低所得層の家庭では、物価上昇に直結する影響を受けやすく、支援が遅れることで打撃は一層大きくなったのです。

私自身も物価高騰が始まったときに、まず見直したのが「お風呂の光熱費」でした。
そこで導入したのが 節水シャワーヘッド です。
従来のシャワーに比べて水の使用量を30〜50%ほどカットできるモデルもあり、その分だけ 水道代とガス代(給湯代)を一緒に節約 できます。
毎日の入浴で自然に節約できるので、無理なく続けられるのが魅力です。
さらに、最近のモデルは水圧がしっかりしていて洗い心地も快適。
細かいミストややさしい肌あたりで「節約=不便」というイメージを覆してくれました。
Amazonでも人気が高く、レビュー数が多いモデルが多数あります。
「節約しながら快適さもアップ」 という点で、家計改善に直結するおすすめの一品です。
🔮 今後の政局とれいわ新選組の課題
自民党政治の終焉と新たな受け皿の台頭
自民党政治は長年の利権構造や官僚依存の体質によって、すでに終焉を迎えつつあります。
国民の暮らしを顧みない政策の積み重ねが信頼を失わせ、その受け皿として国民民主党や参政党、さらには極右勢力が台頭しています。
しかし、これらの政党の多くは断片的な主張にとどまり、国民全体の生活を支える確かなビジョンを示し切れてはいません。
れいわ新選組に求められる「生活第一」の翻訳
本来なら「生活第一」を掲げるれいわ新選組こそが、庶民の苦しみや不安を真正面から受け止める存在になるべきです。
ところが現状では、政策の説明が専門用語的で難しく、抽象的に響いてしまう場面が目立ちます。
再び国民から広い支持を得るためには、積極財政や反緊縮といった理念を生活目線の言葉に翻訳し、誰もが理解できる形で伝える工夫が欠かせません。
国民が本当に求めているもの
国民に求められているのは、政治ショーでも派閥争いでもなく、日々の暮らしを守る具体策です。
ガソリンや光熱費の高騰、食料品の値上げ──こうした生活直結の課題にどう応えるのか。
れいわがここを鮮明に示すことができれば、「やはり国民と向き合う政党だ」と再評価されるはずです。
国民主権を軸とした政治への転換
誰が総理大臣になろうとも、官僚主導の政治が続く限り国民の暮らしは一向に変わりません。
だからこそ、れいわ新選組のように国民主権を軸に、国民の声を政治の中心に据える政党が力を持つことが必要なのです。
政治や経済ニュースを記録するのに便利だったのが「ポータブルスキャナー」。
新聞記事や資料をデジタル化して保管でき、情報整理が格段に楽になります。
読者の皆さんの“学びの継続”にもおすすめです。
👉 内部リンク②:インボイス制度とは?開始から2年の実態と問題点
🎯 まとめ──危機感と希望を共有する
都議選から参院選を経て、日本政治の現状は「生活課題が後景に追いやられ、排外主義やナショナリズムに流される危うさ」を示しました。
しかし、希望もあります。
れいわ新選組の掲げる「国民生活を守る軸」を磨き、具体的に翻訳して伝えることができれば、再び共感を広げることは可能です。
👉 読者の皆様への問いかけ:
次の選挙で、あなたは 「暮らし」 と 「排外」 どちらを争点に選びますか?
ぜひコメント欄で、あなたの意見や体験を共有してください。
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