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苦しみと聞くと、多くの人はできれば避けたいものだと感じます。
でも実際には、どんな人の人生にも苦しみは訪れてしまいます。
問題は、その時にどう向き合うかです。
たとえば──
- 職場で理不尽な言葉をかけられたとき
- 夜眠れないほど不安が頭をよぎるとき
- 家族や友人と衝突して胸がざわついたとき
こうした小さな「苦しみ」をどう扱うかで、心の強さは変わっていきます。
この記事では、苦しみを避けるのではなく「受け入れる」ことで心を鍛える方法を紹介します。
仏教の知恵と心理学の視点、そして私自身の体験を交えながら、実践できるトレーニングをお伝えします。
どのような人に読んで欲しいか?
- 日常のストレスや不安を和らげたい人
- 人間関係に悩み、気持ちが振り回されやすい人
- 心を強くしたいけど、どうすればいいかわからない人
この記事を読むメリット!
- 苦しみを受け入れる具体的な練習法がわかる
- 仏教と心理学、両方の視点から理解できる
- 今日から小さな一歩を踏み出すヒントが得られる
自己紹介

空手家として20年以上の稽古を積み、同時に仏教や瞑想を学んできました。
日常での苦しみを「修行」として受け入れることで、心が大きく変わる経験をしてきました。
本記事では、その学びを整理してお伝えします。
🔥 なぜ苦しみから逃げてはいけないのか?
苦しみ=人生の影
仏教では「一切皆苦(いっさいかいく)」と説かれます。
つまり「すべてのものは思い通りにならない」という真理です。
楽しいことも必ず終わるし、大切な人ともいつか別れがきます。
これが人生の現実です。
心理学の研究でも「苦しみを避けようとするほど不安は強まる」と言われています。これを回避行動の罠と呼びます。

僕自身も、苦しい状況から逃げていた時期がありました。
そのときは、楽になりたいと思っていたのに、
逃げるほど心は弱くなり、些細なことで不安や怒りが湧いていました。
本当の強さは、苦しみを避けずに向き合う中でしか育たない──
そう実感したのは、ずっと後になってからです。
📌 関連記事リンク:「よし、逃げずに向き合ってみよう!」と決めたあなたのような方に向けて書いた記事です!👇
50代から気づいた本当の強さ|空手と日常で学ぶ“心を鍛える習慣”3選

🌱 日常でできる苦しみを受け入れるトレーニング
小さな不快を「修行」に変える
たとえば、蚊に刺されたときって、ついかきむしりたくなりますよね。

私も昔は我慢できずに、すぐ掻いていました。
あっ!でも、ちょっと待って!
そこで、我慢してみようと意識してみると、不思議と「かゆい!」という感覚から少し離れられるんです。
これは心理学でいう ばくろりょうほう(曝露療法) に近い考え方で、「嫌なことに少しずつ触れていく」うちに、だんだんと心が慣れていき、
自然と耐性がついていくんです。

行動の先送りをやめる
「面倒だから後でやろう」と思ったときこそ、すぐ取りかかるようにしています。
なぜなら、あの“面倒くさい”という気持ちは、実は心の弱さが顔を出している瞬間だからです。
そこで一歩踏み出すと、思っていたよりも簡単に片づくことが多く、
終わったあとには小さな達成感と、自分を少し好きになれる感覚が残ります。

反対に、先延ばしにすると「やらなきゃ」という思いがずっと頭に残り、心が重くなるだけなんですよね。
やるべきことを心を鍛える一環と考えると、不思議と行動が早くなり、余計なストレスも減っていきますよ!
📌 関連記事リンク: 人と会いたくないときほど、私は人との繋がりを考えるようにしています!
同じような悩みを抱えたときに、私が気づいたことをまとめた記事です
👉 孤独と虚しさを超える生き方|人とのつながりが幸せを循環させる
私の場合、こうした先送りをやめるために、あえてスマホ時間を減らすためにスマホを箱に入れて鍵をかけるタイマーBOXを使うようにしました。

気づけばスマホをいじっていて、何をするつもりだったのか忘れてしまう──
そんな経験、誰にでもありますよね。
だからこそ、自分の心と時間を自分で導ける力を育てていきましょう。
🫶 人間関係の苦しみを軽くする考え方
逃げずに受け入れると関係が変わる

昔の僕は、上司に嫌な仕事を頼まれると、すぐ『無理です!』『できません!』って言ってました。
そのときは、自分のキャパを守るだけで精一杯だったんです。

わかります…。断らないと、どんどん押しつけられそうで怖いんですもんね。

そうそう!しかし、これを避けたがる心こそが煩悩じゃないの?と気づき、修行のつもりで引き受けるようにしてみました。
すると、上司の態度が少しずつ変わり「お前最近変わったな」って、良い仕事を回してくれるようになったんです!
これも因果応報です。

📌 関連記事リンク: 今までの凝り固まった考えを、思い切って変える頭の柔軟性の大切さを書いた記事です。
👉 わかりやすく解説シリーズ①|日本経済が停滞し続ける理由──緊縮財政と積極財政、どちらが暮らしを豊かにするのか?

”凝り固まった考えを変える”というのは、まさに“心の筋トレ”の最上級メニューです。
精神論ではなく、現実的に思考を揺さぶるためのアイテム(習慣ツール)はいくつもあります。
ここでは、仏教・心理学・行動科学の視点を融合して、実際に“思考の固定化をほぐす”ためのツールを紹介していきます。
🎧 ■ オーディオブック(耳で新しい世界を広げる)

忙しくて本を読む時間がない人でも、運転中や移動中に“耳で聴く”で、まるで会話をしているように、筆者の考え方が心にすっと染みてきます。
そして、最も最適なツールといえば、Audible(オーディブル)です。
おすすめの書籍:『反応しない練習』(草薙龍瞬)、『道をひらく』(松下幸之助)

本を読む時間がない人でも、耳から入ってくるので、大変便利ですよね!
🪷 仏教と心理学から見た“苦しみ”の正体
苦しみは影のような存在
苦しみは影と同じ。逃げれば追ってくる。逆に追いかければ逃げていく
私が大切にしている考え方です。
心理学で言う認知行動療法では「思考と距離を取る」練習をします。
つまり、「苦しい」と感じる思考を、そのまま眺めるのです。
寒い日に「寒い寒い」と言うと余計寒くなりますが、「よし、この寒さを味わおう」と受け入れると意外と平気になる。
苦しみの本質もこれと同じです。
📌 関連記事リンク: 👉 諸法無我を体験から学ぶ──空手の試合と日常で気づいた「縁」と一歩の勇気
🎯 まとめ|苦しみを受け入れる一歩を踏み出そう
記事の要点
- 苦しみは避けるほど大きくなる。向き合えば心の筋トレになる
- 日常の小さな不快を「修行」に変えることで耐性がつく
- 人間関係の苦しみも「受け入れる姿勢」で外の世界まで変わる
読者の皆様へメッセージ

苦しみをなくそうとするのではなく、あえて受け入れてみてください。
その一歩が、思いがけない心の静けさと強さにつながります。
👉 ぜひあなたも、今日一日の中で「小さな苦しみ」をあえて受け入れてみませんか?
あなたなら、どんな“苦しみ”を小さな修行として受け入れてみたいですか?
コメントで教えていただけると嬉しいです。

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