選挙で「どこに入れるか分からない」時代に、どう考えるか
次の衆議院選挙に向けて、立憲民主党と公明党が合流する
――そんなニュースが報じられました。
報道では、
- 自民党が約190議席
- 新しい野党勢力が約170議席
といった数字も語られています。
ただ、こう感じた人も多いのではないでしょうか。
「結局、私たちはどう考えて投票すればいいのか分からない」
選挙のたびに、「どこが勝つか」「どこが伸びるか」という話はあふれます。
しかし本当に大切なのは、有権者がどんな基準で一票を投じるかです。
この記事では、今回の政治再編の動きを整理しながら、次の選挙で考えるための“判断軸”を提示したいと思います。
今回の解散総選挙は、高市総理の自己都合解散とも報じられています。
2月の選挙は戦後経ったの2回しか行われていません。
雪がたくさん降る地域では、選挙自体が懸念されていますが、そのあたりが自己都合解散だと言われている所以ではないでしょうか?
選挙がいかに大切なのかを書いた記事です。
※この記事は、政党の支持や勝敗予想を目的としたものではありません。
「どこに投票すればいいか分からない」と感じている人が、自分なりの判断軸を持つための整理記事です。
立憲民主党と公明党、その行方は

今回の合流の狙いは、極めて現実的です。
日本の衆議院選挙は小選挙区制が中心です。
この制度では、似た立場の政党が分裂していると、票が割れ、結果的に与党が有利になります。
つまり今回の動きは、
- 理念の完全一致を目指すものではない
- ひとまずは数をまとめるための戦術である
- 他党の中道的理念からの合流も視野に入れている
と、選挙が目的で繋がったと見るのが自然でしょう。
中道としては似ているが、経済政策は一致していない
立憲民主党と公明党は、ともに「中道」「穏健」というイメージを持たれやすい政党です。
しかし、経済政策、とくに
- 増税
- 財政規律
- 安全保障
- 原発の再稼働
の考え方では、必ずしも一致しているとは言えません。
このズレをどう説明し、有権者に納得してもらえるか。
ここが、合流新党の最大の課題になります。
今回、消費税減税を掲げる動きも見られます。
ただし、これまでの発言や政策姿勢を見る限り、合流に参加する議員の多くは、財政規律を重視する傾向が強い議員の集まりのように見えます。
そのため、短期的な調整や部分的な減税はあっても、積極財政へ大きく舵を切る可能性は高くないと、筆者は考えています。
むしろ今回の合流は、
「増税・財政規律を前提とした中道勢力の再編」
と捉えた方が、現実に近いのではないでしょうか。
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「中道170対自維190」という数字をどう見るべきか

報道されている議席数は、あくまで予測・試算であり、確定した未来ではありません。
大切なのは数字そのものより、有権者がその構図をどう受け取るか
「この選択肢は分かりやすい」と感じるかです。
結集すれば自動的に支持が増えるわけではありません。
ここで示している「170対190」という数字は、現時点で報じられている予測・試算をもとにした勢力図のイメージです。
むしろ、理念が曖昧になることで、「結局、どこも同じでは?」
と見られてしまうリスクもあります。
※補足
本記事では、国民民主党や日本共産党について詳しくは触れていません。
これは両党が重要でないという意味ではなく、今回の政治再編や選挙構図を「大きく動かす軸」として、立憲×公明、参政党、れいわ新選組に焦点を絞って整理しているためです。
参政党は選挙構図をどう変えるのか
参政党は、野党結集には加わらず、独自路線を取っています。
特徴としては、
- 反グローバリズム
- 教育・伝統重視
- 既存政治への強い不信
といった点が挙げられます。
参政党は与党側の票を食い合っている
参政党は、結果として与党支持層の一部と票を分け合っています。
- 自由民主党の保守層
- 公明党の一部支持層
と意見が重なりやすく、立憲・共産・れいわとは、あまり重なりません。
自分が第一党になる力はないが、与党の票を分断してしまう力が働くので与党にとっては不利になります。
しかし、高市さんが総理大臣になったために、参政党の支持層が自民党に戻ったという動きもあります。
れいわ新選組は、なぜ野党結集に乗らないのか

れいわ新選組は、今回の野党結集にはおそらく参加しません。
理由は明確です。
- 消費税廃止・減税
- 積極財政
- 弱者切り捨て反対
これらは、立憲×公明の「事実上の増税容認路線」とは相容れません。
ここで妥協すれば、れいわは存在意義そのものを失ってしまうからです。
キャスティングボードを握るとはどういうことか
この二つの勢力が、激突して選挙結果が出たとしても、過半数は維持できるか分かりません。
それに、参議院では、中道は結集されていないため、少数与党には違いがありません。
そこで注目されるのが、キャスティングボードを握る政党の存在です。
キャスティングボードとは、
「この政党が賛成すれば、法案が通る」
という立場のことです。
少数政党でも、
- 理念を曲げず
- 法案テーマを生活直結に絞り
- 連立には入らず、政策ごとに協議する
この姿勢を貫けば、無視できない存在になることができます。
れいわが目指しているのは、まさにこの立ち位置でしょう。
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有権者は何を基準に投票すればいいのか

判断軸は、実はシンプルです。
- 経済をどう考えるか
- 生活支援をどこまで重視するか
- 数合わせと理念、どちらを重く見るか
どれが正解、という話ではありません。
大切なのは、知らずに選ばないことです。
まとめ|選挙は「勝敗予想」ではなく「意思表示」
今回の政治再編は、有権者一人ひとりに問いを投げかけています。
あなたは、何を大切にして一票を投じますか?
選挙はイベントではなく、自分の価値観を示す行為です。
考えて投票する人が増えるかどうか。
それが、この国の行方を静かに決めていくのだと思います。
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極真空手歴20年。トラックドライバーとして日々の労働をこなしながら、仏教・禅・気功の修行を重ね、心の鍛錬と現実生活を融合した生き方を探求。
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