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慈悲 〜「自分さえ良ければいい」を超える生き方〜

本当の幸せは、自分一人では辿り着けない――
そう気づいた瞬間が、私の人生の転機でした。人とのつながりの中でこそ、自分の心は本当に満たされていくのだと、今は確信しています。

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なぜ「自分だけの幸せ」では足りないのか

私はかつて、こう思っていました。
「まずは自分が満たされなければ、人のことなんて考えられない」
それが当たり前のことだと思っていたのです。

しかし今なら、はっきり言えます。
人は「自分さえ良ければいい」と考えている限り、本当の幸せにはたどり着けません。
自分のことばかりを優先する生き方は、たとえお金や地位を得ても、心の満足感や人とのつながりを失ってしまうのです。

若き日の迷いと孤独

若かった頃の私は、ただひたすらお金と名誉を追い求めていました。
成功したとは言えないまでも、がむしゃらに働き、「もっと評価されたい」「もっと上へ」と自分を追い立てていたように思います。

けれど気づけば、人は離れ、ストレスだけが残っていました。誰にも本音を話せず、いつも何かに怯えていた日々。
そんなある時、ふと心の中に疑問が浮かんできました。

「このままでは、自分が壊れてしまう…」
「この世の中には、もっと別の生き方があるのではないか?」
「お金や名誉だけを追いかけることが、本当に正しい道なのか?」

その問いが、私の人生を変えるきっかけとなりました。

何かが変わるきっかけ

ある日、私はこう決めました。
「もう“自分のことだけ”ではなく、この心の弱さを変える”生き方をしてみよう

そう思った瞬間、不思議と心の中に温かい感覚が生まれました。それまで空っぽだった胸の奥に、何かが満ちていくような…。
今思えば、このときの感情が、まさしく「慈悲」という言葉だったのだと思います。

慈悲とは、自分以外の誰かを思いやり、苦しみに寄り添う心。そこに“強さ”や“成功”とはまた別の、本当の安心と満足感があったのです。

そこから、私の「心の修行者と武道家」としての道が始まります。

これからの生き方

  • 自分だけの利益を求める生き方では、幸せは長続きしない
  • 人のためを思い、行動することで、はじめて心が満たされる
  • その気づきが「慈悲」という言葉とともに、自分の中に根づきはじめた

これから私は、空手を通じて出会った心の修行の教えを胸に、「誰かのために生きる」人生を選びます。

小さなことでもいい。目の前の人の役に立ちたい。優しさは、やがて自分自身を救う力になる。そう信じて、私はまた一歩、前に進みます。

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